「異世界でチート能力を手にした俺は現実世界をも無双する」をNETFLIXで見ているのですが、ここまでご都合主義が連続するアニメは初めて見ました!
そこまでアニメをたくさん見る方ではないので、アニメ界の大きな流れを把握していませんが、なんとなく、この10〜15年くらいは「異世界モノ」が異常に流行ってますよね。
この「異世界系」を見ている層って、たぶんですが、現実の世界に全く満足してない人のような気がしています。
- 見た目が良くない
- 頭が悪い
- 運動神経が悪い
- コミュ障
- 貧乏
大いに偏見が混じってますが、上のリストに当てはまるような人たちが、現実世界から目をそむけて、アニメの世界に逃避して楽しんでいる感じがします。
世の中って実際けっこう厳しいですからね。
現実を謳歌できるのは、上位50%ではなく、実際は上位5%くらいな気がします。
いわゆる「ガチのリア充」です。
何を持って「上位」とするかは難しいところですが、たとえば学校の偏差値で言うと、50以下(半分以下)はかなり厳しいですよね。
見た目の偏差値、お金の偏差値、コミュ力の偏差値、などありますが、真ん中より下には確実に厳しいのが現実世界です。
今までのアニメでは必ず、
- 紆余曲折
- 挫折
- 失恋
- 勝負に負ける
など、一度は主人公が落ちるシーンがあって、そこから這い上がるのが醍醐味でした。(特にジャンプの主人公)
今回の「異世界でチート能力を手にした俺は現実世界をも無双する」で言うと、
1話の最初にいじめられていたブサイク主人公がいきなり超絶イケメンになります。(どんな設定?)
そこから少なくとも5話までは、一度もピンチの場面がありません。
- イケメンになる
- めっちゃ強くなる
- 女にもてる
- 男友達にも人気になる
と、面白いくらいに(面白くない)ご都合主義が連発しています。
もはや、最近のアニメ視聴者は、「挫折からの乗り越え」の「最初の挫折」が、もはや耐えられないのでしょうね。
それでも、這い上がるストーリーは必要だから、最初の数分だけブサイクな主人公の設定を入れて、ああとは、ずーーと良いことしか起こらない、そんな単純なストーリーで十分楽しいのだと思います。
異世界モノ好きのアニメ視聴者からすると、
「現実はつらいんだから、せめてアニメでは常に良いこと起こり続けてよ」といった感じですかね。
現実世界である程度楽しんでいる層(偏差値55以上のリア充)の人たちにとっては、まじでクソつまらない内容だと思います。
とまあ辛辣に書きすぎたかもしれませんが、これも1つの現実(事実)であって、現実というのは往々にして辛辣です。
じつは、まだ5話までしかみていないので、さすがにここから1度くらいは、「挫折」なり「負けるシーン」が来るのかなーと予想します。
あなたは、「異世界でチート能力を手にした俺は現実世界をも無双する」はどういう感想を持ちましたか?
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