橘玲の「無理ゲー社会」を読むといかに世の中が厳しいか分かります

本日は近所の大学付属の図書館に出向きました。

入り口で、免許証で本人確認必須でした。

無事入れました。

さて、私が好きなライターの一人、橘玲さんですが、世の中の不条理や思い込みをデータと共に解説してくれます。

今回の本「無理ゲー社会」も、いかにこの世界でいきていくことが大変かを教えてくれます。

遺伝によって能力が決まる

彼の本を読んでいると、重複する内容がたくさん出てきます。

人は遺伝子によって、どの程度能力が決まってくるか、

人種によって能力の差はあるのか、

など、タブーな話題も全部説明してくれます。

黒人は全体的に頭が悪い、といった遺伝的データに基づくファクトは、今の世の中では絶対タブーなので表では口が裂けても言えませんね。

でも実際には、そういうデータが出ています。

黒人は運動能力が高い、と誰もが認めるのに、頭の悪さに関してはタブーなのはなぜでしょうか?

それは、現代を生き抜くためには、体の強さではなく、頭の強さがものを言うからです。

頭が良い→いい大学にいける→良い企業に就職できる→金を稼げる→良い生活を送れる

最近は、学校や企業への就職はもはや関係なくなっている感じがしますね。

頭が良い→金を稼げる

このくらい分かりやすくなっています。

アメリカでは人種による優遇制度のアファーマティブ・アクションがありますが、だいぶ問題視されてますね。

日本では、そもそもほぼ単一民族なので、このような人種による能力の差を意識することはほぼありません。

でも世界的に見れば、多くの人が普段の生活で考えていることです。

遺伝でどの程度能力がきまるのか?

これは、世の中のほとんどのひとが直面する問題です。

私も、両親が教師である程度頭がいい方でしたが、せいぜい頑張ってクラスでトップ3に入れる程度でした。

この程度の頭の良さでは、楽にいきていけるかといえば、そうでもありません。

努力で追いつかれるし、そもそも努力をできる才能がなかった、

そんなふうに感じています。

成田悠輔は天才

ここ最近大人気の、成田悠輔さんは、東大に首席で入り、イエール大学の助教をやりながら、適当にメディアに出て、暇つぶし間隔でお小遣いを稼いでいるように見えます。

かれは相当貧しい家庭で育ったようですが、幼少から頭が良すぎてほぼ学校に行かず、小中学くらいから柄谷行人の本とかを読んでいたようです。

確実に生まれながらの天才ですよね。

彼の弟も20代中盤で上場企業の重役を務めています。

彼らの父も、哲学書を読み漁る天才だったようです。

このような例を見ると、遺伝で決まる、という事実が腑に落ちます。

ではどうやって生きるのか

人は才能によって、大方人生が決まってします。

これには反論する人もいるでしょうし、たしかにすべてが遺伝で決まるわけではありません。

私は、環境の大切さを身にしみて感じています。

生まれ持った才能はもちろんありますが、環境でかなり人生は変えられると思っています。

住む家、付き合う人、たべるもの、読むもの、普段の生活、国、言葉、

遺伝以上に環境は大きな影響を持っているような気がします。

遺伝である程度能力が決まってしまう、と信じ切ってしまうと、親の跡を追うことになってしまいます。

親のようになりたいのか、反面教師にしたいのか、

決めるのは自分しだいです。

私は、両親には感謝していますが、彼らのような人生を送りたいとは思いません。

定時で働く

決められた仕事をする

決まった給料をもらう

家族を作る

正直、どれも自分にはピンときません。

能力は容姿は確実に親に似ていることは否めませんが、違う人生を歩んでいきたいと思っています。

そのために、環境を変えること、これを意識して生活していこうと思います。

あなたは、どんな人生にしたいですか?

一度この本を読んでみてください。

絶望の中に光も見えてきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました