本日も、図書館へ時間を潰しにいきました。
本日手に取った本は、出たばかりのこちらの本です。
超AI時代の「頭の強さ」ー 齋藤孝
著者の齋藤孝さんは、テレビにもよく出てくる大学の教授ですね。
やわらかい喋り方が、好印象です。
さて、本の内容ですが、正直新鮮味はありません。
ChatGPTが登場して、ただの頭の良い人間は生き残れない、大事なのは変化に対応して、道具をうまく使うこと、など、
ごくごく当たり前のことが書いてあります。
暇つぶしにはちょうど良い本です。
チャットGPTを使いこなしたい、という人には一切向いていません。
正直、ChatGPTが書いたんかな?と思うような当たり障りの無い内容でした。
この人の書いた本は累計100万部以上売れているそうですが、
とても読みやすく、誰でも簡単に理解できる内容なので、そりゃ売れるなーと思いました。
ひとつ学びがあるとすれば、精神的タフネスについてですかね。
精神的にタフでなければ、生き残れないよ、的なことが書かれています。
人間の頭の良さなど、たかが知れている、これからはAIの圧倒的な頭の良さと優秀さをどう使うかが、鍵になります。
精神的タフネスは、個人的にはとても大事だと思います。
SNSの登場で、他人の生活が丸見えとなり、各種サービスの恩恵で、誰もがアイディア次第でなんでもできる時代になりました。
これから、どんどん格差は広がります。
自分と他人を比較することで、幸福の価値を図る人間は、周りと比較してどんどん不幸に感じることでししょう。
昔よりも物質的に豊かになったはずなのに、精神的にはどんどん不幸になっている気がする。
そんな不思議な現代です。
これからは、精神的に、そして体力的にタフなモノだけが、楽しめる時代になってきたなーと感じる今日このごろです。
暇つぶし感覚で簡単に読める本なので、手にとって見てください。
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