※ネタバレあり
映画「ブルーバレンタイン」がまずまず面白かったのでレビューします。
ライアン・ゴズリングとミシェル・ウィリアムズのラブロマンスです。
さえない男ライアン・ゴズリングと、尻が軽い美人ミシェル・ウィリアムズの恋愛ストーリーです。
さすがにイケメンと美女すぎました。
まぁ海外だとこのレベルは、少し探せばいますが。
二人はすでに夫婦です。
かわいい娘がひとりいます。
可愛がってる犬も一匹います。
犬も含めて4人家族です。
ある日、犬が失踪します。
結果、犬は道路で轢かれて死んでいるところをミシェルが発見します。
この辺から悲劇の連続です。
若い頃の二人の出会いのシーンと、現在のストーリーが、入れ替わりながら展開されます。
冴えない男ライアンは引っ越しの手伝い中に、たまたまミシェルを発見します。
いわゆる一目惚れで、その場で連絡先を渡しますが、連絡が来ません。
がんばってミシェルをまた探しにいくというストーカーじみた行動で再会につなげます。
バスで偶然出会い、そこで口説き落とします。
ジョークを1つ言って、とミシェルにいうのですが、そのミシェルのジョークがよく意味がわかりませんでした笑
とにかく二人はいい感じになるのですが、なんせミシェルは尻が軽い女です。
ちょっと前に体を許した男とのあいだに子供が出来ていました。
他の男の子供だと知ったライアンは激怒しますが、すこし考えたあげく、自分の子供として育てることを決心し、結婚します。
なかなかの決断ですよね。私なら多分無理です。
結局、金もないし、色々とうまく行かず、二人は別れることになってしまいます。
そこまで鬱になる映画ではないと思います。
現実にもよくありそうなシチュエーションですし、現実のほうがよほどつらい気がします。
やたら暴力シーンが出てきます。
まずは、ミシェルの実の父が、ライアンを見つけ出し、いきなり殴りかかるシーンがあります。
このクソ男もミシェルに未練があるので、ライアンに取られたとキレるわけです。
レスリング選手らしいので、当然けんかが強いです。
ライアンの顔面を踏み潰すなど、ぼっこぼこにします。
それでもライアンは耐える訳ですが、その後シーンで、ライアンも、ミシェルを狙ってそうな医者をぼっこぼこにします。
女を取られるのが男にとっては一番許せないんですかね。
クソ男はきまって暴力的です。
頭が悪いから手が出るのでしょうが。
金があるやつ、生活が安定しているやつ、頭がいいやつ、はダメ男からしてみれば、最も腹が立つ対象なのでしょう。
結婚前と、結婚後の生活が交互に描写されるわけですが、ライアンの年のとり方が異常です。
というかハゲ方が異常です。
娘は5歳くらいだと思うので、せいぜい5年くらいしか経っていないはずですが、ライアンの生え際が明らかに後退しています。
孫正義のように「髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのだ。」では済まされないくらいのハゲ具合です。
ストレスなのか、ただ単にハゲ体質なのか。
どっちもですかね。
逆にミシェルは全然年を取っているように見えませんでした。
ずっとキレイで、エロいです。
映画としては、やはり金が無いと大変だよー というメッセージとして受け取りました。
綺麗事だけではうまく行かない、愛だけではうまく行かない、世の中結局金なんだよ、そんな事を思わされる内容でした。
ちゃんと金は稼がなきゃですね。
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