船ヶ山哲さんの2021年に出版された本
「2030年 得する生き方、損する習慣 圧倒的な富の差がつくとても小さなこと」
がたまたま寄った図書館に置いてあったので、読んでみました。
中身が気になる方もいると思うので、レビューします。
船ヶ山哲はどんな人?
著者の船ヶ山哲さんは、コンサルとかやってるインフォ業界の人です。
けっこうな金額を稼いでいることは間違いありませんが、
何をやってるかよくわからない、インフォ業界にいる、という事で、敬遠されがちな人物であることは最初に言っておきます。
実際、調べても、具体的になにをやっているかは、全然出てきません。
(ちゃんとした事業をやっている人は、この辺をちゃんと載せます)
インフォ業界なので、情報商材を売ったり、高いコンサル費で稼いでいることは間違いなさそうです。
一旦その辺はおいといて、ほんの中身に映りましょう。
本の中身
まあまあ厚い本なので、いろんなことが書いてありますが、細かいことは書いてありません。
マインドが中心の自己啓発に近い中身です。
日本は遅れている、というありきたりな切り口も新鮮味はありません。
彼自身、マレーシアとカナダに住んでいたことがあるそうで、
マレーシアは日本より数十年遅れている、
カナダは日本よりも数十年進んでいる、
カナダやアメリカの今を見れば、日本で将来的に起こることが分かる、
基本的にこのようなスタンスです。
印象的だったこと
この本の中で、一番印象的だったことは、
貧乏人には近づくな、的な中身です。
とある1ページを写真で紹介します。
・コンビニには行くな
・お金はエネルギー
・自分の前の会計がホームレスだったら、自分に負のエネルギーが来る
なかなかの暴論を書いていて、笑ってしまいました。
彼はおそらく、この考えに1mm も嘘は無いのだと思います。
お金持ちになりたければ、お金持ちエリアに住め、と主張しています。
周りが貧乏だったり、環境が悪いと、負のエネルギーを受け取り続け、お金持ちになることはできないそうです。
なかなかのマインドです。
本田健さんも、よく似たようなことを言っていますね。
まぁ実際、人間は環境に相当影響されますから、あながち間違いでも無いと思います。
どこまで信じて行動するかは、その人次第です。
変化が大事
この本で伝えられていることの中には、変化が大事というメッセージがあります。
とくにコロナ禍で書かれたこの本では、世間がコロナでどう変わったか、について触れています。
・テレワークが増えた
・飲食業なら配達を取り入れた店が生き残った
・巣ごもり需要に対応した企業が生き残った
など、時代と環境の変化にいち早く対応した人が勝ち残った、と書かれています。
それはその通りですし、当たり前のことですね。
世の中、本当に目まぐるしく変わります。
変化にすぐに対応して、順応していける人が、生き残れる人です。
変化に対応しつつ、少し先の未来を予想することが大事
間違いありません。
しかしそれを実行するのが難しいのですけれどね。
実行に移すなら、環境をかえて、お金持ちのコミュニティーに入り、貧乏エネルギーの場所からは身を置く、ということでしょう。
まとめ
この本は、マインド系の自己啓発に近いです。
具体的な方法というよりは、考え方や、世の中の大きな変化に対する対応の仕方、などが書かれています。
・変化に対応する
・環境をかえる
・負のエネルギーを排除する
あまり具体的ではありませんが、このあたりが、本の中で書かれている伝えたい事です。
インフォ業界にいてガッツリ稼いでいる著者 船ヶ山哲さん。
いかがわしい、あやしい、などと言われがちですが、お金持ちで有ることは間違いありません。
参考になる部分は少なからずあると思うので、興味の有る方はよんで見てください。
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